風速の単位換算(m/s・km/h・ノット)と雨量・風速の用語

1 m/s は 3.6 km/h、約 1.944 ノットです。1 ノットは「一時間に千八百五十二メートルの速さ」(計量単位令)なので、1 ノット=1.852 km/h=約 0.514 m/s になります。

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換算の定義

このサイトの換算に使っている定義
単位定義根拠
ノット一時間に千八百五十二メートルの速さ(1 kt = 1852 m/h)計量単位令 別表第六(航海又は航空に係る速さの計量)
海里メートルの千八百五十二倍(1 海里 = 1852 m)計量単位令 別表第六(海面又は空中における長さの計量)
km/h1 時間に 1000 m 進む速さ。1 時間=3600 秒なので 1 m/s = 3.6 km/h単位の組み立てどおり

計算は、m/s = ノット × 1852 ÷ 3600、km/h = m/s × 18 ÷ 5 です。どちらも割り切れない値になるので、表示のときだけ丸めています。判定(どの段に入るか)には丸める前の値を使います。たとえば 36 km/h はちょうど 10 m/s なので「やや強い風」、35.9 km/h は 9.97 m/s なので表の外です。

よく出る風速の換算(定義どおりに計算、小数第1位まで)
m/skm/hノット
13.61.9
518.09.7
1036.019.4
1554.029.2
1761.233.0
2072.038.9
2590.048.6
30108.058.3
33118.864.1
40144.077.8
44158.485.5
50180.097.2
54194.4105.0
60216.0116.6

気象庁の換算表は丸めた値

気象庁は台風情報などで使う「速度、風速、距離の換算表」を公開しています。ノットから m/s への換算は、定義どおりの値ではなく、きりのよい値に丸めてあります。括弧つきの行を除くと、50 ノットから上は 5 m/s 刻みです。下の 150 ノットまでの範囲で、定義どおりの値との差は最大 2.17 m/s です。

風速:気象庁の換算表と、定義どおりの値(括弧つきの行は原表でも括弧つき)
ノット気象庁の表(m/s)定義どおり(m/s)差
532.57+0.43
1055.14-0.14
1587.72+0.28
201010.29-0.29
251312.86+0.14
301515.43-0.43
(34)1717.49-0.49
351818.01-0.01
402020.58-0.58
452323.15-0.15
(48)2524.69+0.31
502525.72-0.72
553028.29+1.71
603030.87-0.87
(64)3332.92+0.08
653533.44+1.56
703536.01-1.01
754038.58+1.42
804041.16-1.16
854543.73+1.27
904546.30-1.30
955048.87+1.13
1005051.44-1.44
1055554.02+0.98
1105556.59-1.59
1156059.16+0.84
1206061.73-1.73
1256564.31+0.69
1306566.88-1.88
1357069.45+0.55
1407072.02-2.02
1457574.59+0.41
1507577.17-2.17

括弧つきの 34・48・64 ノットは、台風の下限(34)、英文の階級の境目(48・64)と同じ値です。原表では 150 ノットより上も 5 ノットごとに続きますが、ここでは 150 ノットまでにしました。

速度(台風の進む速さなど):気象庁の換算表と、定義どおりの値(抜粋)
ノット気象庁の表(km/h)定義どおり(km/h)
121.85
243.70
365.56
477.41
599.26
61011.11
71512.96
81514.82
91516.67
102018.52
112020.37
122022.22
132524.08
142525.93
153027.78
163029.63
173031.48
183533.34
193535.19
203537.04
254546.30
305555.56
356564.82
407574.08
458583.34
509592.60
55100101.86
60110111.12
65120120.38
70130129.64

原表の注:速度が5ノット以下で方向の決まったときは「ゆっくり」とあらわし、km/hで示した方が良いと判断したときはkm/hで示す。速度が5ノット以下で方向が決まらないときは「停滞」または「ほとんど停滞」とする。

降水量と雨量

予報用語では、「降水量」は雨と雪の場合を一括して扱うときに使い、「雨量」は観測(予報)した時間または時刻を明確にして使う、とされています。「1時間雨量」は1時間に降った雨の量で、雨の強さの表はこの値で引きます。

雨の量の用語(予報用語「降水」)
用語予報用語の用例・備考
雨量総雨量。××日の雨量。(雨量を観測(予報)した時間または時刻を明確にする。)
降水量雨と雪の場合を一括して扱うときに用いる。
××時間雨量××時までの××時間雨量。
日雨量××日の日雨量は××ミリ(日界は0時)。

1 mm の雨は、降った雨がどこにも流れずにたまったときの深さが 1 mm という意味です。1 m² あたりにすると 1 リットルになります(1 m² × 0.001 m = 0.001 m³)。

風速の用語

どれも気象庁の予報用語の定義そのままです。ニュースで「風速 20 メートル」と言うときの「メートル」は m/s のことで、予報用語にも「誤解されるおそれのない場合は「メートル」とも表記する」とあります。

出典:気象庁ホームページ(速度、風速、距離の換算表、天気予報等で用いる用語(風・降水))。気象庁「速度、風速、距離の換算表」(https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kansanhyo.html)、気象庁「天気予報等で用いる用語(風・降水)」(https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/mokuji.html)を加工して作成。換算表の一部を抜き出し、定義どおりの値と差の列を足した。用語の説明の言葉は変えていない。このサイトは気象庁とは関係のない個人(Libra)が作ったもので、気象庁が作った表そのものではありません。

出典と更新日

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